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木版画/ 地球・人・自然 シリーズ  №1「地球家族」

05-20,2011






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木版画 「 地球家族 」 1991年 (40×40cm)







幼かった 頃  


農家の  わが家には  


馬  牛  山羊  豚  鶏・・・犬などが  いて


犬や  鶏は  放し飼い だったし


犬は 庭かけ回り  


勝手に何処かへ  行ったりして  


自由に  生きてたし 


鶏は  夕方になると  木の上に  寝て  


朝は  滑空して  降りてきた


鶏が  鳴くと  


「 ほれ~ 何処で鳴いてっか 見てこ~~ 」



鳴き声の  居場所を  突き止めておいて  


後で  卵を  取りに行くと  生温かった

 
蛇に  先を  越されて  


卵を  飲まれてしまう  ことも  時々あった


病弱だった  私は  


山羊の乳を  よく 飲まされたが 
 

乳搾りで  つかんだ  山羊のおっぱいの  感触は  


今でも  掌に  残っている


馬の  目は  


まつ毛が  長~~~~くて 


 瞳が すご~~~く 澄んでいて 
  

それは  それは  美しい !!!


土間を  挟んで  


座敷とは  反対側に  馬小屋が  あったから



寝入るまで  眺めていた



牛も  馬も   


耕運機や  トラクターが  やってくるまでは  


重要な  働き手だったが 



いつの間にか   いなくなった



川では   


ドジョウや  シジミや  フナや  


ザリガニまで  とって 食べたものだが 


げんごろう  や  ミズスマシ  など、、、  


小さい虫も  いなくなって 


さらさら  流れていた  きれいな  小川は  


よどんでしまった



春は  見渡す  限りの  蓮華草畑を  走り回って  


白れんげを  見つけ・・・
 

夏は  早起きして  蜘蛛の巣を  見つけ  


蝉取り用の  「 竹竿道具 」を  作っては


油蝉を  追いかけ


早朝から 「 かんぴょう剥き 」の  手伝いもして・・・ 

 

秋口には  赤トンボを  追いかけたり・・・



冬は  


稲を  刈り取った  後の  田んぼで  凧揚げしたり・・・


いつも  


なんだか  自然  そのものだった・・・


天気の  いい朝は  


目が  覚めると  


いきなり  裸足で  庭へ  おりたりして 

   

足裏の  気持ちよかったこと !!!




まだ  



   わが家が  わら屋根 だった  頃の   



            は ・ な ・ し ・・・

 


註:○「かんぴょう剥き」

   
    夕顔の実を 


    専用の 特殊な機械で 


     父がリボンのような 状態に剥いて 


    それを母が 口取りして束ね


     竹竿に吊るして 長さを揃えて切ると


    年寄り 子供は 


     背伸びしながら それを 


      何十何百本という竹竿に 一本づつ干していく 
 

      庭一面に 


      まっ白い 長いリボンみたいな干ぴょうが 


      風に揺れる様は 美しく
 

       今思えば 幻の世界 


        天界のようでした


      そうして 


       天日に 数日干してから


        からからに 乾かしたものが 


          干ぴょう。



 
  ○「蜘蛛の巣の竹竿」


    女郎蜘蛛の 蜘蛛の巣は 


    とっても粘りがあって 大きくて 美しく


    まだ 朝露がついてる頃のそれは 


     蝉取りの 道具作りには 最適でした


    竹竿の先に 篠竹を輪っかにして差込み  


    それに 何枚も何枚も重ねて 蜘蛛の巣を巻き取ると 


    かなり強力な 蝉取り網が 出来ました



  ケヤキに止まって 鳴いてる蝉の背後から  


     それを   そーーーーっと近づけて


     パッと  蝉の背中へかぶせると 


      羽が ネバネバにくっついて
 

     ちょっとやそっとじゃ~~~ 


      バタバタしても  はがれなかった 


      何匹も取って ネバネバ効き目が 弱くなると~ 


       おしっこをかけられて 飛んでってしまった、、、



      毎朝 子供の頃は


       女郎蜘蛛の くもの巣は 


        大事だったなぁ~~~~









作品通し番号21
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