スポンサーサイト

-----,--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

続 ・ ギャラリー懐風展その3   &   恩師の著書 『国蝶の生れ立つ樹』

02-15,2014





恩師が 本を出した

「国蝶の生れ立つ樹」・・・あれたつ樹と読む・・・ 

退職後 森の奥に湧きいずる泉のように書き始めて 4冊目(いずれも自費出版)!!!


その表紙を また 版画で飾らせてもらった







国蝶の生れ立つ樹(帯あり)





この物語が生まれたきっかけを 恩師に聞いた

郷里には 「榎塚(えのきづか)」と言って

大きな 2本の榎の木が聳える 塚がある

かつての「日光街道」の1里塚で 

昔 旅人は 傘のように広がった木陰で さぞかし癒されたことだろう

榎という樹には 国蝶の「オオムラサキ」が卵を産みつける

ある時 ウォーキングの会で そこを訪れた恩師の脳裏には

樹の股に 赤子の眠る籠が浮かんだという・・・捨て子・・・


そこから 物語は展開していく、、、   








国蝶の生れ立つ樹(帯無し)





その恩師が 一番好き~と言ってくれるのが コレ ↓

「母は子を抱きて疾走ス」  の版画!

各人各様で アレが好き、、 コレが好きとか言ってくれる言葉を聞くと

その人の心模様が かい間見えるようで 興味深い

この版画や彫刻の中には ドラマティックな物語の気配があるからだろうか・・・





スキャン0101


スキャン0116











母は子を抱きて疾走ス
「母は子を抱きて疾走ス」   木彫・桂




むかし 夕方 暗くなるまで遊んでいると

「人さらいに連れてかれるぞ~」と おどかされたものだ

だが その人さらいが どんなものなのか

なんの為にさらって どんな姿をしているのか   聞かなかったし 

誰も話してくれなかった

「人さらい」という言葉だけが記憶に残り  彫ってみた

まずは 飛んでること

何故か 怖くないこと   が イメージにあった

かくして 子を失くした 母が

さらって 飛んでく 姿になった







絵本時間
「絵本時間」  木彫・桂



孫が生れて間もなく

毎月絵本を届けてくれるぶっくくらぶに入会した
 
「も~寝よう~」と言うと

孫は絵本を 1冊持って2階へあがる

だが 最後まで 読んで寝たことがない

布団の上で走ったり ゴロゴロしたり

ばあばの 夢見る「絵本時間」には程遠く

ずっと先のようだ そして 

いつの間にか孫より先に寝ている

ばあば であった








子は母の背中で夢を見る
「子は母の背中で夢を見る」   木彫・檜




有る事情で全体傷ついてしまったが彫り直して蘇った

木 というのは 深くて 大きい

ちょっとやそっと 鑿で彫ったってびくともしない

そのくせ 顔などは ほんの少し彫っただけで

表情が すぐ変わる 繊細でもある

傷ついたまま 暫く寝かせておいたが彫る気になった

孫のおかげだ

ゴロゴロと背中に乗って来たり 膝に乗って来たり ババの魂が喜んだおかげだ

そしてゴロゴロゴロニャンは 

子らが長じて 夢見る時 

糧となるのだろう










授かりし
「授かりし」  木彫・桂




母はよく「授かりもん」と言う

私が生れた頃は まだ祖母もひい祖母も元気で

2人は実の親子 

ひい祖母には健康な男子が生れず
 
祖母が5~6番目にしてやっと生き延びた跡取りだったから 

そりゃ~も~ おんぼひがさで大事に育てられた

生涯我儘で自由で嫁の母を苦しめたが101歳で旅立った
 
その時の祖母の顔には驚いた
 
父いわく「生きてる時はブスだったが死んで美人になった」 

まさに 通夜の席で白布をめくった途端

「わ~~おばあちゃん きれい~」と叫んでしまったほどだった 

全て「授かりもん」

寿命も 生命も 家族もすべて授かりし










母さんが飛ぶかもしれない
「母さんが飛ぶかもしれない」  木彫・桂





子供にとって ある時期 母は世界の全てだ

子供を背中にのっけて「ヒューヒュー」と

飛ぶ真似 すれば

子供は ホントに飛んでるように感じるのかもしれない

「キャッ キャッ」と喜んだり

度が過ぎれば怖がったり
 
母も 大きな子をのっけては飛べないが

小さい子なら飛べそうだ

気持ちは すでに 飛んでいる











ほら つかまえた
「ほら つかまえた」  ブロンズ(木彫 原型)




風呂上がりの子は 裸が大好き

その まんまでいたい

大人だって真夏には しばしば裸でいたい

それなのに追いかけられて 

つかまって・・・

そんな 姿を木で彫った

それを ブロンズに鋳造したものが コレ

無垢なので とっても重い

ペーパーウェイトにも使える

「待て待てと追って喜び きゃら きゃら と追われて 喜び 風も 喜ぶ」









何か聞こえる
「何か聞こえる」  ブロンズ(木彫 原型)





「ほら何か聞こえるね~」 

「何だろうね~」

私の妹が 我が家に 同居していた頃

妹は実によく 子供達を可愛がって遊んでいた

まだ小さな子を 膝にのっけたり抱きしめたり   話しかけたり 

端で見ていた 私は 思わず

「しつこくなるからやめて‼」

と言ってしまったほどだ
 
だが しつこくされたその娘は今
 
いたって さばさばと 自分の子育てをしている

スキンシップして し過ぎる と言う事は

無いのかもしれない







続く、、









関連記事

COMMENT

COMMENT FORM

  • URL:
  • comment:
  • password:
  • secret:
  • 管理者にだけ表示を許可する

TRACK BACK

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。